「シャイニング」のあらすじ、感想、見どころ

小説家になることを夢見ているジャック・トランスは、3時間半かけて車を走らせ、アルマンという男に会いに行きました。アルマンは、ジャックが仕事を求めているオーバールック・ホテルの総支配人です。

ジャックが希望している職種は管理人で、それも冬季中に封鎖しているホテルの中で警備をする管理人でした。ジャックは飄々とした態度を取っていましたが、そんなジャックとは違い、アルマンは微笑を浮かべつつも神妙そうな顔で、ある真実を打ち明けました。

前に冬季休業中のホテルで管理人をしていた男がいたのですが、その男は気が狂った後に斧で家族を惨殺してしまったのです。このように凄惨な内容の事件が起こっているのにも関わらず、ジャックはこの呪われた仕事を引き受けました。自分勝手な面が少しあるジャックは、家族の意見などはあまり聞かないで、その仕事をすることを決めていました。妻のウェンディは乗り気でしたが、息子のダニーはあまり乗り気ではありませんでした。

実は、ダニーには特別な力があり、それによってホテルの惨事を予見していたのです。そう、これから家族に襲い掛かる試練を・・・。ホテルへ着くと、従業員たちがホテルの片づけを行っていました。そこにはダニーと同じ力を持つ者がもう一人いて、それはホテルの料理主任であるハロランでした。

彼はダニーと心を通わせましたが、これから起こるであろう惨事にも気を配っていました。一方ジャックはそんな惨事が起こることなぞ知らずに、管理人の仕事をしつつ、自分の小説を執筆していました。妻のウェンディは、ホテルへ越してきてからジャックの様子がおかしいということに気が付いていました。しかし、それを咎めようとしても、逆にジャックから罵声を浴びせられてしまいます。それら全ての事象は、どんどんエスカレートするジャックの精神崩壊と家族仲が崩壊してしまう前兆だったのでした・・・。

シャイニングは出だしは爽やかそうな映画であるにも関わらず、それ以降は全て不気味な空気で包まれています。ホテルの管理人の身に起きたいわくつきの話は、その後のストーリー展開にもかなり関わってきます。元々気を病みがちであったジャックは、この仕事を引き受けるべきではありませんでした。

むしろ病んでいない人でも対応が大変なのに、ジャックにこの仕事が回ってきたことは最大の不幸でした。そして、物語の中で描かれる妻のウェンディと息子のダニーへの仕打ちは、とにかく可哀相という感じです。夫から受ける言葉の暴力や、父親から受ける体への暴力など、ある意味ホテルの怖い話よりも恐ろしいことが一家に起きています。

広くて綺麗なホテル、長い廊下、複雑に入り組んだ屋外迷路など、美しさと恐怖が入り混じった景色が魅力的です。幽霊のシーンもかなり強烈で恐ろしいものですが、ジャックが完全に気が狂ってしまうシーンも本当に恐ろしいです。心霊的な怖さと人間の怖さが入り乱れた素晴らしいホラー作品です。/マカオリ

『シャイニング』は、1980年に制作されたホラー映画。スティーヴン・キング原作の同名小説をスタンリー・キューブリックが映画化。
監督:スタンリー・キューブリック
公開日:アメリカ 1980年5月23日、日本 1980年12月13日
キャスト:ジャック・ニコルソン、シェリー・デュバル、ダニー・ロイド、スキャットマン・クローザース、バリー・ネルソン、フィリップ・ストーン、ジョー・ターケル、アン・ジャクソン、トニー・バートン

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