グレイズアナトミー 恋の解剖学 邦題はダメダメでも最高の医療ドラマ

グレイズアナトミーのタイトルが、日本語では「恋の解剖学」って、それはないでしょ、というものですが、このドラマは、医療ドラマが好きなものにとっては外せないドラマです。このドラマを4つの関心をもって見ています。一つ目は、医療場面への関心です。

これは、私が個人的に医療に関連する職業についていたからかもしれませんが、毎回毎回繰り広げられる医療場面について、いや、これはないでしょ、とか、ありえないでしょ、とかといった思いを持ってみたり、逆に、そうだよな、こういうこと、あるよな、と思ってみたり、さらには、アメリカの医療事情ってこうだよな、という思いで見たりしています。

たとえば、主人公の研修医仲間だったイジーが皮膚の悪性疾患が脳に転移して、恋人の幻想を見る、という設定なども、たしかにあるかもしれなけれど、まず、こういったことはないでしょと思ったり、日本では皆保険制度をとっているけれど、アメリカではないから、こんな問題、起きるんだよな、と思ったりしています。

二つ目は、最初は研修医だったメンバーが、一つは医師としてどんどん成長して行く過程についての関心です。研修医というポジションは日本でもアメリカでも、ある意味最下位のポジションだというのは変わらず、しかし、そのなかでも貪欲に学び、一人前の医師へと成長していくといく姿を見ると、頼もしくなります。

医師という華やかな姿の裏には、ベッドで寝ることすら許されないような時代を経ており、そのなかで一人前の医師へと成長する姿に関心を寄せています。三つ目は、人が人として成長していく過程です。このメンバーは、主人公のグレイもそうですが、それぞれ成長過程や家庭問題に多くの課題を抱えています。

その課題を抱えているがゆえに、対人関係をうまく築けなかったり、恋がうまくできなかったり、兄弟・姉妹での確執を抱えていたりしていますが、そういったところもうまく描いているなと思います。特に、主人公のグレイと両親、異母姉妹との関係などから、グレイの気持ちを考えると、なかなか一歩前に進めないよな、と共感したり、心が痛んだりします。

四つ目は、恋です。まあ、よくこの狭い人間関係のなかで、いろいろと複雑な恋をするよな、と思います。1日中病院にいるような状態だから、仕方ないのかもしれませんが、こんな狭い世界で恋愛をしなくてもよいのじゃないの?と思ってみています。もっと、広い世界で恋をすれば、こんなドロドロした関係にならなくてもいいのに、と思います。

元カレとか元カノとか気にならないのかしら、と思ってしまいます。ただ、単なる医療ドラマではなく、こういった恋のエッセンスを入れ込んでいるから、ある意味楽しいドラマになっているのかもしれませんが。だからこそ、グレイの恋の解剖学、という奇妙なタイトルのドラマになっているのでしょうけど、もっと、恋以外の部分を前面に出すドラマでいいのにな、と思います。

そういった4つの関心をもって、楽しむことができるドラマです。日本で、このドラマをまねたよな、と思うようなドラマが作成されていましたが、本家本元を見ていると、到底、そのドラマは受け入れられませんでした。/医療ドラマ大好き

グレイズアナトミー
2005年から続くABC系列の医療ドラマ。
出演者:エレン・ポンピオ、サンドラ・オー、キャサリン・ハイグル、ジャスティン・チェンバース、チャンドラ・ウィルソン、パトリック・デンプシー

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