クリミナル・マインド特命捜査班レッドセルは心理戦が面白い


クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセルは犯人との攻防が見ものでした。事件現場の状況から犯人像をプロファイリングし、容疑者を尋問で追いつける姿はまさにプロフェッショナルです。元々はクリミナル・マインドのスピンオフ作品ですが、本編が心理学を生業とするチームだけあって、こちらの主人公も心理を読み取るのに長けています。

特徴的なのが一人芝居です。主人公のサム・クーパーは犯人像に迫るとき、犯人になりきるという癖があります。自分が犯人ならこうするという思考の元、犯行を終えた後にどう行動したか、なぜそんな行為をしたのかなどを突き詰めていきます。

このシーンが特にお気に入りでして、役者さんの演技と相まって迫力があります。小さな声からだんだんと声のボリュームが上がるのも演出として素晴らしく、サム・クーパーは海外ドラマの中でもお気に入りのキャラクターです。

他にも元服役囚のジョナサン・“プロフェット”・シムズ、元英国部隊の一流スナイパーのミック・ローソンなど異色の経歴を誇るメンバーが登場します。元服役囚のジョナサンはベテランのプロファイラーで、刑務所に入ったことがあるからこその視点で犯人像に迫ります。ミックはスナイパーとしての視点から、犯人がどこから被害者を狙ったのかなどを推理していきます。

それぞれが異なるアプローチで犯人像に迫るのも面白いとこで、メンバー全員に魅力があります。しっかりと役割分担が成されており、リーダーのサムを中心にプロファイルをするシーンも好きです。些細な情報から犯人の特徴を言い当てるのは神業としか言いようがなく、なぜそうなるのかは分からないまでもなるほどなと思ってしまいます。

そして忘れてはならない醍醐味が心理戦です。このドラマの犯人は異常犯罪者と呼ばれる人種です。ただ殺人を犯すだけでなく、何かしらのルールに基づいています。そのため頭の回る犯人もいて、いかに追い詰めるかといった策略も見所です。特に主人公のサムは圧巻で、容赦なく犯人を追い詰めていきます。言葉で相手を心理的に追いつめ、必要な情報を引き出していきます。サムに問い詰められた相手の顔は顔面蒼白で、この緊迫感のあるやり取りも好きな部分です。

ただ残念ながら、このドラマは第1シーズンで終了しています。キャラも立っていたし、タイマンによる心理戦のレベルも高かったため、どうして次のシーズンを作らないのかと何度も思いました。私としてはかなり面白いドラマで、正直本編よりもこちらのほうが好みでした。

一つ一つのエピソードも質が良く、犯人の異常性も際立っています。悪くないドラマなので、もう一度シーズンが再開して欲しいなと願っている私です。/花絵

クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル CRIMINAL MINDS: SUSPECT BEHAVIOR
2011年2~5月に放送された全13話の犯罪捜査ドラマ「クリミナル・マインド」のスピンオフ作品。
出演:フォレスト・ウィテカー、ジャニーン・ガラファロ、マイケル・ケリー、ボー・ギャレット、マット・ライアン、カーステン・ヴァングスネス

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